【お風呂が長い人の心理的特徴】長風呂でやせるという噂の真偽や頭痛など、メリットとデメリットも

ゆっくりお風呂に入るのが好きな方、女性には特に多いですね。お湯に長く浸かることは、体を清潔に保つことにとどまらない、様々な魅力があるからでしょう。

ただし長風呂には、メリットとデメリットもありますので、それを踏まえて楽しみたいものです。

この記事では、「長風呂とは何か?」という基本的な疑問をはじめ、お風呂の適温長風呂がもたらす健康上のプラス効果について掘り下げます。長風呂でやせるという噂の真偽や、頭痛などの問題点にも触れます。

バスタイムをもっと豊かなものにするためのヒントを、どうぞご覧下さい。

内容

  1. 長風呂を好む人の心理的特徴
  2. 長風呂のメリットとデメリット
  3. 長風呂でやせるのか
  4. 脱水や頭痛の原因について

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基本情報|お風呂が長い人の心理的特徴

そもそも長風呂とは?

長風呂とは、長湯の事。一般的に20分以上お湯に浸かることを指しています。とはいえ、「長い」と感じる時間の感覚は個人によって大きく異なるようです。

入浴効果そのものは、40度のお湯に10分程度入っていれば得られるとわかっていますが、実際には、バスタブに20分から30分、場合によってはそれ以上長く浸かっている方も珍しくありません。

また、お湯に浸かっていない時間も含めると、30分程度はバスルームにいると言う方が多いので、お風呂場で30分以上過ごす人をを「長風呂」と言うことも多いと言えます。中には1時間、2時間と過ごす方もいるようです。

お風呂に長く入る人は、単に体を清潔にしているのではなく、温かいお湯の中でリラックスすることが目的になっているのでしょう。ただ、水分補給を怠ると脱水症状を招くこともあるため、注意が必要です。

長風呂を好む心理的特徴とは?

お風呂に長く入る人は、日常生活から解放され、一人になりたい、一人の時間を大切にしたい、という傾向が強いと言えます。この心理の背景には、ストレスの軽減や深いリラクゼーションを求める気持ちがあるのでしょう。

実際、長風呂を好む人は、自分の感情を自らコントロールすることにも関心があり、心理的な安定を重視する人が多いといえます。また、精神的なことだけではなく、自分自身の感覚、つまり、臭いや触り心地、聞こえてくる音、見えるものの美しさなどを大切にする傾向もあるため、お気に入りの入浴剤を使ったり、アロマをたいたりするなど、様々な工夫をすることも上手です。

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音楽を流したり、本を読んだり、瞑想をしたりと、バスタイムを特別な時間にすることを楽しんでいるのです。こうして、自分の心と体の両方に、優しい時間を与えることで、次の日への活力を養っているのでしょう。

長風呂を好む理由は、単に体を温める以上のものがもたらされることが挙げられるでしょう。ゆったりとお湯に浸かることで、日々のストレスを解消し、心の平和を取り戻すための手段として、バスタイムが有効なことは、心理学的にも説明されています。

具体例を挙げると、お湯に浸かっている時間は、日常の騒音や、他の人からの様々な働きかけから離れて、一人になる空間と時間ができるのです。このことから、長風呂は自分自身と向き合い、深いリラクゼーションを得るための有効な手段とされています。

この結果、心理的に安定し、日常のストレスからひととき解放されるため、バスタイムを楽しみにしている人が多いのです。

長風呂のメリットとデメリット|お風呂が長い人の心理的特徴

血流がよくなる|メリット

長時間のお風呂には、体温をゆっくりと上昇させ、心と体のリラクゼーションをもたらす効果があります。

お湯にゆったり浸かることで、血流が改善され、全身の筋肉の緊張が和らぎ、疲労感が軽減されます。また、自律神経が整い、副交感神経が活発になるため、より深く落ち着いた状態になりやすいのです。このように、長風呂は日々のストレス解消に役立ち、心身の健康を促進する重要な手段と言えるでしょう。

半身浴のポイント|注意点

長湯をする人には、半身浴をする方も多いでしょう。肩までお湯に浸かる全身浴と違い、水圧などの負担も少なく、心臓に不安のある方や、読書などをして長くお風呂に入っていたい方にはおすすめです。

半身浴は、肩が冷えるという場合、上半身を濡らしてしまっていないか疑ってみてください。いったん肩までお湯に浸かると、全身が濡れてしまい、濡れた体をお湯から出しておくと次第に冷えてくるのです。

半身浴をすると決めた日は、上半身を濡らさないようにして、濡らしてしまったら拭き取るようにしてみて下さい。半身浴の冷えが改善されます。

それでも冷えを感じる時は、乾いたタオルを肩にかけるとよいでしょう。くれぐれも濡れたタオルをかけないようにお気を付けください。

長風呂による睡眠の質の向上|メリット

長風呂が睡眠の質に与えるポジティブな影響も魅力です。

温かいお湯にゆっくり浸かることにより、リラックス効果が得られ、心身が落ち着きますが、この状態は、より深い睡眠へと導くため、睡眠の質が向上するとされています。

血行が良くなることで体中の細胞に酸素と栄養が効率よく運ばれ、これが健康維持にも寄与します。長風呂は単なるリラクゼーションの手段を超え、質の高い睡眠を促進し、日々の生活の質を向上させる効果があるのです。

このように、長風呂は、心だけでなく体にも多くのメリットをもたらし、日々の健康促進に役立つのです。

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長風呂はやせるのか、痩身効果の真実

長風呂がダイエットに効果的とされることがありますが、その評判には誤解も含まれています。

お風呂でリラックスすることにより基礎代謝が若干向上し、結果的にカロリー消費が促進されることはありますが、これによって大幅に体重が減ることは期待できません。

実際、お風呂での痩身効果は主に体温の上昇に伴う代謝の一時的な活性化と、それによる水分の排出によるものです。このため、お風呂から出た後に水分を補給すれば、体重はすぐに元に戻ってしまうのです。

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さらに詳しく言うと、お風呂に長く入ることで体温が上昇し、発汗を促すことで体内の余分な水分が排出されます。これで短期的に体重減少を見ることができるかもしれませんが、これは脂肪が燃焼されたわけではなく、水分が減っただけなので、実質的な体脂肪の減少にはつながりません。これが切ない現実です。

そのため、もし本格的なダイエットを目指すならば、お風呂に過剰な期待を持つのではなく、適切な運動やバランスの良い食事と組み合わせて利用することが大切です。お風呂に、痩身効果を期待することはおすすめできません。逆に心身に無理が来そうです。

長風呂が引き起こす頭痛の原因|デメリット

長風呂が頭痛の原因となることがありますが、その理由は主に二つあります。

一つ目の理由は、高温での長時間浴が体内の水分を過剰に奪い、脱水状態を引き起こすためです。脱水は血液の粘度を高め、頭部への血流を不安定にさせることがあり、これが頭痛を誘発します。また、脱水状態は血圧の低下を引き起こすこともあり、これも頭痛の一因となることがあります。

もう一つの理由は、温度が高すぎる環境に長時間さらされることで、体の熱調節機能が正常に働かなくなり、血管が拡張します。特に頭部の血管が拡張すると、頭部の血流が急激に増加し、これが頭痛を引き起こす原因となるのです。

この現象は、気圧の変化に敏感で天気が悪くなると頭痛がする人との共通点があります。気圧が低下すると、体内の圧力バランスが変わり、同様に頭部の血流に影響を与えるためです。もし日頃から天気の変化で頭痛を感じる人は、長風呂は控えめにしたほうがよいでしょう。

長風呂をする際には、温度を適切に設定し、水分補給にも注意を払いたいものです。温度が高すぎず、適度な湿度を保ちながらリラックスできる環境を作ることで、頭痛のリスクを軽減できます。また、長風呂後はしっかりと水分を補給し、体内の水分バランスを保つことが頭痛防止に役立ちます。

長風呂好きな方の中には、2時間、3時間と入る方がいますが、その場合はあらかじめバスルームに水分を持ち込むなど、十分な配慮をなさってください。

リスクと注意点|デメリット

長風呂が心と体に多くのメリットをもたらす一方で、適切な注意を怠ると健康リスクを伴うこともあります。

これまでご説明してきたように、まず、長時間高温のお風呂に浸かることで、脱水症状を引き起こす恐れがあるので十分に注しましょう。

脱水は、体内の水分が不足することで血流が悪くなり、低血圧やめまいを引き起こす原因となることもあります。さらに、心臓への負担も増大します。特に、心臓疾患を持つ人にとっては、これが致命的な問題となる可能性があるため、長時間の入浴は避けるべきです。

また、肌への影響も見逃せません。長時間お湯に浸かることで、肌の自然な油分が洗い流され、皮膚のバリア機能が低下します。これにより、乾燥やかゆみが生じ、敏感肌の人にとっては皮膚トラブルの原因となります。

こうしたリスクを避けるためには、お風呂の温度を適度に保ち、入浴時間を15分から20分程度に制限しておくほうがよいでしょう。また、入浴後はしっかりと水分補給と保湿を行うことを心がけてみてください。

お風呂の適温と根拠

お風呂の適温については、一般的に38度から40度が推奨されています。この温度がすすめられる理由は、体を心地よく温めることができるからです。人間の正常な体温は約36~37度のため、その体温をわずかに上昇させる38度から40度のお湯は、体が無理なく自然とリラックス状態になりやすいのです。

体温を上げることで血行が良くなりますが、そのメリットは大きいのです。これまでみてきたように、温かいお湯に浸かると、血管が拡張し血流が促進され、全身の細胞へ酸素や栄養が効率良く運ばれ、老廃物の除去がスムーズに行われるようになります。

つまり、筋肉の緊張が解け、疲労回復が促進され、同時に、免疫力の向上や健康維持が期待できるというわけです。血行が良くなることで、冷え性の改善や、より良い睡眠につながることも報告されています。

こうしたことから38度から40度のお湯に浸かる事は、健康と心地よさのバランスを取り、日々の疲れを癒すのに理想的といえるでしょう。

一方で、42度以上となる熱いお風呂に浸かっていると、交感神経のほうが活発になり、リラックスモードにはなりません。かえって頭がさえてきますのでお気を付けください。

【まとめ】お風呂が長い人の特徴と心理|メリットとデメリット

長風呂とは一般的に20分以上お湯に浸かること
長風呂は、日常生活から自分を解き放てる
リラクゼーションとストレス軽減が主な目的
長風呂の人は入浴剤やアロマにも関心が高め
バスタイムを特別な時間とし、音楽や読書、瞑想を楽しむ人も
お風呂が長い人は、自分の感情をコントロールすることにも関心が
水分補給を怠ると脱水症状を招く危険がある
お風呂は睡眠の質を向上させる効果がある
お湯は、38度から40度のお湯が理想的
血行が促進され、筋肉の緊張解消や疲労回復に効果的
冷え性の改善や免疫力の向上が期待できる
長風呂でやせることは期待できず、体重減は水分排出分

 

長風呂は単なるリラクゼーションの時間を超えて、心理的な安定と肉体的な健康をもたらします。

ただし、そのメリットを最大限に活かすためには、適温の維持や水分補給といった適切な注意が必要です。長風呂が好きな方々は、これらのポイントを心掛けることで、毎日のバスタイムをより安全で、より豊かなものに変えることができるでしょう。

お風呂の時間を利用して、自分自身の心と体の両方に優しい時間をプレゼントしてみてはいかがでしょう。

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