最近、ちょっと面白い研究を見つけました。
「花の香りを嗅ぐと、脳が変化するかもしれない」
これは、京都大学と筑波大学の共同研究です。
健康情報が溢れている昨今、
「花の香りだなんて、楽そうで素敵♪」と思っちゃいました。
- 【筆者やまべちかこについて】
人材育成コンサルタント・カウンセラー。
職場の課題から家庭の人間関係まで、長年にわたり多くの方の悩みに向き合ってきたシニア。詳細はクリックしてください。 - 筆者自身の経験――ステップファミリーとしての家族再構築、介護、貧困、地方での暮らし――そんな記憶も重ねながら「人生をどう整え直すか」を探り続けています。
女性ネットワークの立ち上げや運営を通じて、さまざまな立場の女性たちの声も聞いてきました。
本ブログ「私のストーリー」では、人生の途中で見つけた気づきや、遠回りの中で拾った小さな希望を綴っています。
花の香りで脳が変わる?京都大学と筑波大学の共同研究
調べてみると、
実際にMRIを使って行った研究でした。
しかも、
“脳トレ”や“激しい運動”ではありません。
「香りを身につける」
それだけ。
なんだか、
少し不思議ですよね。
「脳を鍛える=努力」という常識
私たちはずっと、
頭を使う
本を読む
計算する
運動する
そんな「頑張る系」の方法でしか、脳が鍛えられないと信じてきました。
もちろん、それは今でも大切です。
でも今回の研究は、
少し違う角度から脳を見てたんです。
研究では、41〜69歳の健康な女性50人を対象に、約1か月間、バラの精油を衣服につけてもらいました。
対照グループは、香りのない水。
生活習慣は、ほぼそのままです。
そして前後でMRIを撮影したところ、脳の灰白質(神経細胞が集まる部分)に変化が見られたそうです。
わーお!これは興味深いお話です。
バラの香りで変化した「灰白質」とは
ネットでは、「脳が大きくなった!」と取り上げられることもあるみたいなんですが、
でも論文で実際に確認されたのは、「灰白質体積の増加」です。
しかも特に変化が大きかったのは、「後部帯状皮質(PCC)」という部位。
ここは、記憶や感情、過去とのつながりに関係する領域だそう。
一方で、扁桃体や眼窩前頭皮質には、統計的に明確な変化は確認されませんでした。
ううむ、わかるようなわからない…。
でも、なにやら期待は持てそうです。
なぜ花の香りが脳に影響すると考えられているのか
なんといっても面白いのは、香りの伝わり方です。
視覚や聴覚は、
いったん脳の「中継所」を通ります。
嗅覚は感情や記憶と深くつながっている
でも嗅覚は、
感情や記憶に関わる“大脳辺縁系”へ比較的直接つながっているそうです。
だから私たちは、
昔の香水の匂いで、
急に昔の恋愛を思い出したり。
実家の柔軟剤の匂いで、
子どもの頃を思い出したりする。
香りって、
理屈より先に、
記憶を連れてくることがありますよね。
「記憶力アップ」「認知症予防」は本当?
さて、次はかなり大切です。
今回の研究で確認されたのは、「脳構造の変化」です。
実際に、
記憶力が向上した
認知症を防げた
までは証明されていません。
が!
後部帯状皮質(PCC)は、
アルツハイマー病で早期に萎縮しやすい部位として知られているため、
「予防につながる可能性はある」
と研究者たちは慎重に述べています。
つまり今の段階で、
「希望が見えてきた」
くらいの受け止め方は、十分できるわけなのです。
花の香りと脳の研究|人は“環境”に影響されながら生きている
この研究を読んで、少し考えました。
脳って、もっと「努力」で変えるものだと思っていたから。
でも実際には、
光
音
匂い
空気感
人との距離感
そんな、
日常の小さな刺激にも、
静かに影響を受けているのかもしれません。
そう思うと、
お気に入りの香りを選ぶことも、
ただの贅沢ではなくなる気がします。
疲れている日に、
好きな花の香りで深呼吸する。
それだけでも、
脳や心には、
案外やさしい時間なのかもしれませんね。
脳には運動。
と言われる中、大の運動嫌いの私が、ジムに通い始めて数年経ちました。
運動のハードルを下げるためによく聞く声を、私自身の体験をまじえてお伝えしています。
ジム初心者の不安を感じる中高年へ。運動嫌いでも大丈夫。実際に多い不安や続けられた工夫、無理なく始めるコツをやさしく解説し…
※今回の記事では、京都大学・筑波大学の研究論文について、AIの力を借りながら内容を確認しました。
専門論文は私には難しいのですが、できるだけ誇張せず、実際の研究内容に近い形を心がけてまとめています。
気になる方は、元論文や掲載情報もご覧ください。
・京都大学学術情報リポジトリ
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/bitstreams/b0f3c655-4150-4b20-b38c-f592db5428ad/download
・PubMed(米国国立医学図書館)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38331299/
・京都大学リポジトリ掲載ページ
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/items/6fcaeb23-2148-4e86-b5ff-6cd266e2f7a2