「諦める」って「明らかにする」ことと悟ったシニアのおしゃべり

シニア女性のおしゃべり

シニアになると、

体力や集中力などが
パタッと切れちゃう。
自分が思っていたほどには続かないと
何度も気づかされます。

 

手を伸ばせば
簡単に取れると思っていた物が
体の柔軟性が乏しくて
よいこらしょ、
となることも増えました。

 

そんなある日、私のすぐそばで
私より少し「お姉さん」の二人が
楽しそうにおしゃべりを始めました。

少し「お姉さん」の2人の会話

街角で聞こえてしまった会話です。

🍎「私、取り柄もないから、
こうなったら長生きしてやろうと思って」

🍏「えー⁉、
歳とったらできない事増えたし、
ヤじゃないの?」

🍎「そうだけど、私、
できない事なんかしないから平気。
それに何食べても美味しくて幸せ

「お姉さん」、
明るい未来を見せてくださってありがとう。

 

「できないことは、しないから平気」

思わず吹きそうになりました。

「あきらめる」って「明らかにみること」

年金手帳

「あきらめる」って「明らかにみること」

そういう現実直視だと言った
古い知人の言葉を思い出しました。
彼女は、物書きさんでしたので
なんでもよく知っていたのでしょう。

 

「あきらめる」は、
漢字で「諦める」と書きますが

漢語で「諦」は、
真理や道理を意味するんだそうです。

なんでも、仏教で言われている解釈だそう。

ものごとはすべてあるがまま。
それを素直に受け止める。

これが真理や道理をみるということ、
これが「あきらめる」ということなのだそう。

なーるほど。

シニアになると
できないことは確かに増えたけど
それを憂いてばかりいないで

現実をみてあきらめる。

 

「お姉さん」は、まさに
そうしてあきらめた上で

今、できることを楽しむ。
今、できることに目を向ける。
そんな人生の達人だったみたい。

「何食べても美味しくて幸せ」

ふふふ、
これなら私の得意ワザです。

お姉さんを見習って私も続きます。

 

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