結婚はメリットがない⁈共働きや男性にとってデメリットだらけとは?

結婚はメリットない?
結婚に対して「メリットがない」と感じる人が増えている昨今、特に、共働き夫婦や男性にとっての結婚のメリットが見えにくいという声が多く聞かれます。

この記事では、結婚に伴うさまざまなデメリットに焦点を当てつつ、共働きの現実や男性が感じるプレッシャーなどについて詳しく解説します。

内容

  1. 結婚にメリットがないと感じる人が増えている
  2. 共働き夫婦にとってデメリットとは
  3. 男性が感じているプレッシャー
  4. 働く女性もデメリットを感じている


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結婚にメリットがないと言われる理由

結婚に感じる主なデメリット

結婚に対して「メリットがない」と感じる人が増えています。まずは、結婚に感じるデメリットとして指摘されていることをご紹介します。

心理的負担

結婚は、一生涯を特定の人と過ごすという大きなコミットメントを伴います。コミットメントとは、長期間にわたって関係を維持し続けるという約束ですので、大きなプレッシャーです。

特に現代は、核家族で育った人が多く、親戚や近所との交流も少なく、価値観や生活習慣の全く異なる人と、密接な関係を築く経験が少ない傾向にあります。結婚という濃密な関係を築くことへ戸惑うのは当然でしょう。

また、結婚して子供を持つことが「当たり前」とされる社会的プレッシャーも、心理的負担を増加させる要因の一つです。

自由の喪失

デメリットとして挙げられるのは、独身時代の自由が失われることに対する不安です。たとえば、好きな時間に友達と遊びに行ったり、一人できままに過ごしたりする自由のことです。

自分の趣味に費やすお金も時間も減るかもしれません。

結婚イメージ

経済的負担

結婚により経済的負担が増えるイメージがあります。特に、子供が生まれると、食費や医療費、教育費などが増えます。

これらの費用をまかなうためには、多くの収入が必要になり、経済的プレッシャーが増すことになります。

パートナーの人間関係

結婚すると「もれなく付いてくる」と言われる、相手の家族や親戚、友人などへの抵抗も大きいです。

特に、義理の両親との付き合いや親戚との集まりは、ストレスの原因となることがあります。


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結婚にメリットがない様々なケース

共働きで結婚してもメリットがないのか

次に、共働き夫婦の現実について考えてみましょう。「専業主婦は絶滅危惧種」などと揶揄される現代は、共働きが主流です。しかし、時間に追われ自由がきかないと感じる人は多いでしょう。

時間の制約

時間の制約

共働きは、仕事と家庭の両立が難しいイメージがあります。たとえば、自分一人なら、しないで済ませていた家事のために、早く帰らなければならないなど、負担を感じることがあります。

子育ての困難

特に子育ては大きなチャレンジです。保育園の送り迎えや、子供の病気のときの対応など、時間とエネルギーをすり減らしているパパママの姿から、結婚のしんどさが伝わってきます。

家事や育児の分担

家事や育児の分担が不公平だという不満も多く聞かれます。家事の負担が一方に偏ってしまうと、ストレスがたまります。

特に「名もなき家事」と呼ばれる雑多な家事は、役割分担もしにくいため、気が付くほうだけが担うことになり、不満がたまります。

義実家や親戚付き合い

義実家や親戚との関係は大きなテーマです。帰省のシーズンになると気が滅入ってくる人もいるようです。出費もかさみ、時間もとられるという印象を持つ人も多くいます。

共働き夫婦の親世代には、専業主婦も多く、現代よりはずっと、性別役割分担意識が強い傾向にあります。そのため、義実家や親戚との間に生じるギャップは、夫婦間にあるギャップ以上に強固なものがあります。

結婚にメリットがない男性!デメリットばかりとは

男性に結婚はデメリットばかり?

どんなに性別役割分担の問題点が指摘されても、すべてにおいて平等になるという事はありません。「男は外で稼ぎ、女はウチを守る」という文化は、今も多くの場で見受けられます。

一部の男性にとって、結婚は、責任が増えることを意味し、次のようなデメリットを感じる人がいます。

家族への責任

一家の主になるのだからと、家族への責任を強いられることに、強い抵抗が生じることがあります。たとえば、家のローンや子供の教育費の負担は、主に男性のほうだとする無言の圧力がかかります。

妻が病気になったり失業したり、子どもが不登校などになったとしても、夫は家族をまもり続ける義務と責任があるというイメージは、当事者にとって重いものです。

仕事と家庭のバランス

昨今は、男性にとって受難の時代ともいわれることがあります。男性が、主たる生計の担い手としての責務を果たすのは当然のこと、更に、家事や育児もできない男性は評価に値しないといった風潮もあるからです。

家庭の主たる生計の担い手としてのプレッシャーは、補助的な生計の担い手としてのプレッシャーとは別次元のものです。仕事のストレスと家庭の責任の両立に息が詰まる思いをする人もいるでしょう。

たとえば、残業や出張が多い仕事の場合、家庭で過ごす時間が乏しく、家事や育児に手が回らないかもしれません。そのとき、「頑張っても家では認めてもらえない」という状況に陥るかもしれません。

法律や経済面でのデメリット

仕事を頑張って得た収入も、結婚によって、自分で自由に使えなくなることへの不満も生まれます。

特に、妻に十分な収入が無い場合、あるいは夫が傑出して高い収入を得ている場合、離婚時の財産分与などに納得がいかず、負担と感じられることにつながります。

男性から「結婚にメリットがない」と言われた女性も

ブライダルブーケ

結婚を前提につきあってもおかしくない男女の間で、男性側から女性に対して「結婚にメリットがない」と言われることも生じています。理由はこれまで見てきた通りです。

誤解を恐れずに表現すれば、一昔前は、性的満足や家事労力(特に食欲を満たすための労力)は、結婚することで得られていたのかもしれません。

現代では、性的関係は結婚してからという線引きはほとんど無くなりました。家事負担を女性だけに求める男性も少なくなっています。コンビニやデリバリーサービスさえあれば、困ることは少ないのかもしれません。


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働く女性に結婚のメリットはないのか

働く女性も、結婚に対するメリットを感じにくいことがあります。特に次の点が課題です。

職場や社会のサポート不足

出産や育児を考えると、多くの職場では、理解やサポートが十分ではありません。育休が取りにくかったり、復職後のキャリアパスが限られることがあります。

何よりも、職場の問題以前に、保育園の受け入れ体制が整っていないなど、社会全体が、結婚や育児に対して未整備です。

姓の継承、キャリアの継続

女性は特に、名前を変えることによるデメリットが大きいことが挙げられます。

結婚後に旧姓を使い続けることが難しく、実家に、後継ぎがいないという状況も生じています。選択的夫婦別姓制度が導入されていないため、およそ500年後には日本人全員が「佐藤」姓になる可能性まで指摘されています。

また、名前が変わることで、キャリアの継続が困難になることも多く生じています。

女性にとって、結婚時に姓が変わることが結婚のハードルとなっている恐れは高いでしょう。

結婚はメリットがない⁈共働きや男性にはデメリットだらけ?【まとめ】

  • 結婚にメリットがないと感じる人が増えている
  • 結婚は大きな心理的負担を伴う
  • 独身時代の自由が失われることに不安を感じる
  • 結婚による経済的負担が増える
  • 相手の家族や親戚との関係がストレスになる
  • 共働き夫婦は時間の制約が多い
  • 子育ての負担が大きく、家事や育児の分担が不公平になりがち
  • 男性は結婚により責任が増えることにプレッシャーを感じる
  • 結婚によって自由に収入を使えなくなることへの不満がある
  • 働く女性は職場や社会のサポート不足を感じている

結婚には確かに多くのチャレンジがありますが、それぞれの問題を理解し、工夫して乗り越えることで、結婚生活に多くのメリットを見つけることができるはずです。

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共働き夫婦や男性が感じるプレッシャーや負担も、適切なサポートとコミュニケーションに工夫すれば必ずプラスに転じます。

結婚のデメリットに対する対策をしっかりと行い、パートナーと協力し合うことで、結婚生活をより豊かで充実したものにしてください。


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