皆さんの周りにも、手帳も名刺入れも「ぎっしり」な人、いませんか?
人材育成コンサル時代の「現場見聞録」も時々書いていこうと思います。
お付き合いいただけたら嬉しいです。
仕事がうまくいかない人の共通点
手帳と名刺入れの共通点【うまくいかない人】
仕事が思うようにいかない人は、手帳も名刺入れも「ぎっしり」が好きです。
異業種交流会、勉強会、業界イベント、セミナーなど、出会いや情報を得られるチャンスは逃したくないので、予定をどんどん埋めてしまいます。
ですから、名刺入れも、いつでも名刺交換ができるようにパンパンなんです。
もちろん、カッコいい肩書を持った人たちの名刺もそれなりに入手しているので、「いつか役に立つはずだ」という期待を込めて、ときどき眺めることもあるかもしれません。
でも、こうした行動をとる人には、ある共通の「不安」が見え隠れしていることをずっと感じてきました。
新しい出会いを求めすぎるのはなぜ?
予定でも名刺でも、どんどん増やす人は、得体の知れない不安に駆られ、「外」にチャンスを求める傾向があるようです。。
「この人に会えばうまくいくかもしれない」
「今度のイベントでこそ、成果につながる出会いがあるかもしれない」
と、そんな思いから、次々に予定や名刺交換を重ねているように見えるのです。
実際、新しい出会いは刺激的で、時に大きなチャンスも生まれますよね。
けれど、やみくもに出会いを増やしすぎてしまうのは、かえって逆効果になると思うんです。
なぜなら、本当のチャンスは「自分の内」で見つけるのが出発点だからです。
仕事がうまくいっている人の手帳と名刺入れ
手帳と名刺入れの共通点【うまくいっている人】
仕事が順調な人は手帳も名刺入れも「すっきり」しています。
あ、もちろん走り書き満載の手帳や、名刺にメモを書き込む人もいるんですが、今、問題にしているのは「数」のこと。
うまくいっている人は、やみくもに予定を入れたり、むやみに名刺を集めているなんて印象がないんですね。
予定は必要なものだけ、名刺も本当に重要なつながりを大切にしていて、ぎっしり詰めることで「安心」を感じようとしてないわけです。
彼らは「自分にとって本当に価値のある人脈」を見極めることができ、また、スケジュールも無理のないものを心がけているのでしょう。
ですから、急に大切な人とご飯するのも得意です。
実は、タイミングを逃さず、重要なことに時間を割けるよう、いつも融通が利くようにしているのです。
表現を変えるなら、重要な予定ばかりの中に、より重要な要件が入ってきたら、どれを犠牲にするか、すぐに判断できるという事です。
そのくらい、自分にとって何が大切なのか、いつも考え抜いているのでしょう。
また、うまくいっている人は、自分の強みやできることがはっきりしていますね。
ですから、
「この人に自分は何をしてあげられるか」
「自分がその人に求めているものは何か」
を意識して他者と関わることができるのでしょう。
そして、彼らは「ギブ」が基本。
まず相手に貢献し、その先に「テイク」がある、というビジネスの基本を行動で実行しています。
どんな相手に対しても、
「もし気に入ってもらえたら、相手から何かギブしてくれるかも」
などという考えは、ホント、無いですね。
自分から与える「ギブ」が無い時は、「テイク」は無いことを知っているからでしょう。
言い方を変えれば、そんな甘い考えはとっくに捨ててしまったのだと思います。
チャンスは「外」ではなく「内」にある
どれほど良い出会いやチャンスに恵まれても、自分が
「何を求めているか」
「今の自分にとって本当に必要なことは何か」
をわかっていなければ、得るべき成果にはつながりませんよね。
仕事でチャンスをつかみたいなら、焦らず、まずは自分の内面に向き合うこと。
自分ができること、したいことを見定め、それを軸にして行動することで、本当の意味で有益な出会いや成果が得られるようになる、これが「うまくいっている」人から、強く感じてきたことです。
「こんな人と出会えばいいことあるかも」「この予定が自分のチャンスになるかも」という、自分で切り開けない「幸運」に実を任せて、生きていないのだと思います。
「自分で幸運の種はつくる」この軸ははっきり持っている人が、うまくいっている人です。
\Xを書いています/
名刺をいっぱい集めるのが好きな人、スケジュールがぎっしりな人。
一度、漠然とした不安を書き出す時間をちゃんと取ってみると、今よりずっと楽に成果が出せるようになります。#不安 #シアワセの素 https://t.co/Djh9dVsY4N pic.twitter.com/4sIifFgb8M— やまべちかこ (@white7pearl) October 22, 2024
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