夫婦の縁は天が決める?お互いの第一印象は「傷ついた人」でした。

私たちは再婚夫婦です。

70代のじいさんと60代のばあさんの今も、毎日、仲良く喧嘩♪しながら暮らしています。

そんな私たちの出会いを、ちょっとお話ししようと思います。

「これって天が決めてくれた縁だね」と、今でもそう感じています。

天が引き合わせてくれた

私たちが初めて会ったのは、ある会議の場でした。

真面目な仕事の場で、特別な雰囲気も何もないはずだったのに、なぜか、お互い相手に、同じ第一印象を持ったことが、後になってわかりました。

 

お互いの第一印象とは

「あ、この人、傷ついてる人だな」でした。

 

なぜ、傷ついて見えたのかはわかりません。

強いて言うなら、それぞれ自分自身が傷ついて弱り切っていたから、他者の痛みを強く感じ取ったのかもしれません。

私たちは、伴侶を失う痛みを経験してきた同士です。

そんなことが顔に出てたんでしょうか。

もう、本当に、お互いズタボロ状態だったのです。

 

そんな時に、小さな会議で、正面に座りあって、否応なしに相手が視界に入ってきたわけです。

 

「なんか、この人、弱ってるなあ、すごく傷ついてそうだ」

これがお互いの第一印象でした。

 

 

親しくなってから、プライベートの話をするに及んで、お互いに同じ印象を持ったことに驚きました。

 

なぜなら私たちは二人とも、人に弱みを見せるのが苦手で、日ごろから、特に仕事の場では「武装」していたからです。

「おぬし、よく見抜いたなあ」です。

 

ですから、今、思うと、天が

「この二人、放っておいたらやばいぞ!」

って急いで引き合わせてくれたんだと思います。

 

「二人をセットにすれば、なんとかなるでしょ?」

って天の配慮だったのかな、と。

 

不思議なことに、これも後でわかったことですが、私たちは、知り合った頃、神社の夢を見てたんです。

そんなこともあって、私たちは、天の助けをいただいて、引き合わせてもらったと感じています。

新しい家族【ステップファミリー】

私たちは、出会ってから、ほんの数か月で、再婚しました。

 

お互いに、自分がギリギリ崖っぷちにいることもわかっていましたし、家族のためにもパートナーの助けがいることもわかっていました。

 

通常、仕事で関わった人とは、仕事が終わればそれで一区切りなのです。

 

それが、私たちの場合、なぜか会議の後、どうしても、お互いのプライベートに踏み込まざるを得ないハプニングが生じて、それが親しくなったきっかけです。

 

今思えば、天が、魔法をかけてくれたとしか思えません。

本当に、あれは魔法でしたね。

天が、私たちが前に進む勢いをつけるために、不思議な仕掛けを用意してくれたのだと、今でも感謝しています。

 

再婚生活に不安はなかったかと、よく聞かれるのですが、私たちの場合、不安を感じている余裕が無かったというのが率直なところです。

当時、夫は県議会議員をしていて、田舎町で議員をすると言うのは、家族の助けがないと本当にやっていけないほど忙しいんです。

ただただ二人して、家族みんなの日常が少しでも取り戻せるように毎日奮闘し続けるしかありませんでした。

 

悩む時間もないので、それが幸いしたのだと思います。

(もちろん、悩むべき課題は沢山ありました。それはまた後日改めてお付き合いいただけたら嬉しいです)

 

 

今、なんと孫が5人!

孫たちの笑顔を見るたびに心の底から幸せを感じます。

あの会議が無かったら、この幸せは無かったと思います。

 

縁って不思議ですよね。

人生のどん底にいる時ほど、次の幸せにつながる出会いが訪れるものなのかもしれません。

私たち夫婦は、これからも「仲良く喧嘩」しながら人生を歩んでいきたいと思います。

 

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