クリスマスにサンタさんが来ない「お金がない」「ぼっち」だとしても

もう既に、街はキラキラとしたイルミネーションで輝き、クリスマスの華やかな雰囲気に包まれています。

でも、その一方で、心が少し重くなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クリスマスにサンタさんが来ない夜

経済的に余裕がない時や、「ぼっち」として一人で過ごすクリスマスは、他の人の楽しそうな様子を見て寂しく感じることはありますよね。

私も、そんな思いを繰り返した一人です。

 

自分の経験を振り返ると、特に、子どもに十分なプレゼントを用意してあげられない親の立場は、その思いがさらに強かったことを思います。

 

お金もないし、一緒に過ごす相手もいない……。

そんなときは、やり過ごすのも悪くないんですが、でも、時の流れに乗ってみるのは、チャンスを活かす感覚を磨くと言われてるんです。

だとしたら、やっぱりクリスマスは何かしてみるのもおすすめです。

無理をしないクリスマスの過ごし方

クリスマスというイベントは、どうしても物質的な側面が強調されがちです。

プレゼントやご馳走、華やかなデコレーション。

それはとても素敵なことなんですが、こうした要素がないと「寂しい」「足りない」と感じてしまうのもちょっぴり切ないですよね。

お金をかけず、また一人でも、自分らしく過ごすことはいくらでもできるはず。

 

お気に入りの音楽を聴きながらリラックスタイム

クリスマスソングや心が落ち着く曲を流し、ホットドリンクを片手にゆっくり過ごす。特別なことをしなくても心が温まります。

YouTubeでも早速クリスマスソングの特集がでています。

自分へのメッセージを書いて未来を見据える

自分自身への手紙を書くことで、この1年を振り返り、未来への希望を持つ機会に。

手紙は後日読み返すと新しい発見があるかも。

 

料理やスイーツは無理なく楽しむ

メディアを見ていると、豪華な料理やケーキばかりが目につきますが、コンビニやスーパーには、もっと手軽な「ごちそう」がたくさんあります。

お一人様用のものも種類が豊富です。

実際には、これらの販売量が多いことを考えれば、全国には「お仲間」がいっぱいってことですもんね。

人生のスパイスとしての“欠けたもの”

“サンタさんが来ない”という出来事も、いつか人生のスパイスになるものです。

人間の心は、不思議なもので、「欠けたもの」を経験すると、その分だけ深みが生まれることがあると思いませんか?

自分が幼い頃、サンタさんが来なかった記憶がある人もいるかもしれません。

その時は悲しかったかもしれませんが、大人になって振り返ると、それが温かい家族の思い出や、大切な教訓として蘇ることもあったのではないでしょうか。

「欠けたもの」を知ったからこそ、「満たされる」ことも深く味わえるのかもしれません。

 

切なかった思い出


シングルマザーとして、まだ幼い息子を育てているとき、小さなレストランでお得なディナーメニューがあったので出かけました。そうしたら、なんと、すぐそばの席で、私の仕事のお取引先の関係者が、仲間でにぎやかにクリスマス会をしていました。

同じレストランの中で、明と暗がくっきりと分かれたような気がして、とても切なかったのを覚えています。でも、だからこそ、小さな幸せも、よくわかるようになったのかも(笑)

本当の幸せを育てる

私は「本当の幸せは魂が感じるもの」だと思っています。

高価なプレゼントや豪華な食事が喜びをもたらすことは確かですが、それが“本当の幸せ”になるとは限りません。

 

幸せの種って、意外とすぐ近くにあるのかもしれませんね。

そうそう、青い鳥のお話と同様、「わざわざ探さなくても、すぐ手の届くところに」というものなのでしょう。

ちょっとしたときに言葉を交わせる人がいること。

自然の中を散歩して、小さな美しさに目を向けること。

感謝の気持ちが持てること。

 

こうしたシンプルなことが、心を豊かにし、幸せの土台を作るのかもしれません。

たった今からでも、一粒、また一粒と、その種を蒔いて育てていきたいものです。

 

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シアワセの素

仕事も恋も暮らしも幸せにしたい女性のためのヒントをお伝えしています。人材育成業や地方議員の妻の立場で見聞きしてきたお悩み…