私がクマに遭遇したときの体験談です。
感覚的には
ほんの2~3メートル程度だったと思います。
既にTwitterに書いた文を基に
このブログでは引用形式で掲載します。
唸り声がする!
山に詳しい村の方に
山菜採りに
お誘いいただいたときのことです。
その先は急傾斜でしたので、
山に慣れていない私には無理だと言われ
私だけ、それ以上進まず
みんなを待つことになりました。
辺りは背丈を超える草藪。
細い道路もすぐそこにあり、
山に暮らす人にとって
決して山奥とは言えないところでした。
山菜採りで
「この先危ないからここで待ってて」
と言われ
背丈より高い草藪の中で一人に。1m先が見えないけど音ならわかる。
皆が奥へと進んでしまうと、
低く響く唸り声。5ⅿ離れてない。
叫びそうになるのをこらえて
光速で思案
引用元:Twitter シアワセの素
なぜ叫ぶのをこらえたのかは、下のほうで説明しています。
クマの攻撃力は破壊的
クマの攻撃力は破壊的。
一撃で顔まで持っていかれると
村人に聞いてた。でも性格は臆病とも。
だったら気持ちはわかる!
私の居場所と敵意が無いことがわかれば、
クマのほうから離れていくはず。そうであって!お願い!
だから小さく、優しく、
ささやくように、
ゆっくり繰り返し声をかける。
北海道のヒグマ
本州のツキノワグマ
山菜取りのみんなが戻ってきた
何を言ったかは覚えてないんです。
きっと支離滅裂。やがて唸り声が聞こえなくなり、
静寂を破って
山菜採りの仲間が戻ってきました。恐怖のあまりうまく説明できなくて
「クマがいた…」すると村人は
採れた山菜に上機嫌で
「ああ、この辺はよく出る」と。
引用元:Twitter シアワセの素
教訓
教訓【クマ対策】
①常に音が出るようにしておくこと。
何も持ってなければ独り言でも歌でもいい。②絶対に一人にならない。
③この辺りなら大丈夫とは考えない。
クマは生きるために命がけ。④クマに詳しい人がいても
自分の身は自分で守るしかない。
くれぐれもクマにはお気を付けください。
でもクマはお腹一杯食べていれば、
本来、人の近くに寄ってきません。
愛おしいです。ってことで
年を重ねるといろんな事があったのを
思い出します。
ほんと人生いろいろ。
引用元:Twitter シアワセの素
なぜ叫ばず、小さな声で話しかけたのか
常に音が出るようにしておくとよい理由は、
人間がいることがわかれば、
基本的にクマは寄ってきません。いきなり遭遇するとやられます。
私が叫び声を出さないようにしたのは、
私の声でクマが驚くと
一撃でやられると思ったから。驚かさないように、
でも私に気付いて、
ということで小さな声を出しました。
引用元:Twitter シアワセの素
市街地にも増えています。
果樹のあるお宅は
早めに取り込むことをおすすめします。
クマが安心して棲める日本に
戻れることを祈っています。